畑の土づくりや、毎日の水やり作業で長靴の出番が多いのが農業。
農家といえば、長靴がトレードマークですよね。
ところが、こんなことも……
・長ぐつを履くときに、パンツの裾、どうしよう？
・長靴にパンツの裾を押し込んだら、作業がやりにくかった
・だけど、裾を外に出すとカッコ悪い
大丈夫。
ちょっとしたコツがわかれば、迷わずコーデが完成しますよ!
パンツの裾はブーツインが正解！
結論として、パンツの裾は長靴の中に入れる「ブーツイン」が基本です。
迷ったら、長靴の中に！が合言葉。
その理由は３つあります。
- パンツの裾が汚れない
- パンツの裾がどこかに引っかかることがない
- シルエットがすっきりする
１パンツの裾が汚れない
長靴のおかげで、パンツの裾は汚れたりしなくて済みます。
朝一番に、畑を歩くと朝露がびっしり。草やどろんこが付いてしまうことは日常茶飯事。
寒い時は特に、濡れてしまった服で外仕事を続けるのは風邪の原因にもなりますし、不快ですよね。
泥はねで汚れないのも大事。
パンツの素材によっては、泥汚れはなかなか落ちませんから。
ブーツインなら、仕事終わりに長靴を綺麗に洗えばOK。
２パンツの裾がどこかに引っかかることがない
畑仕事でも、ガーデニングでも、植物の葉っぱやツルがあちこちにあります。
目印や誘因のために紐を渡してあったり、ビニールハウスや農業資材があちこちに。
慌てていると特に足を引っかけてしまうことも多いもの。
その点パンツの裾がすっきりしていれば引っかかりも少ないです。
３シルエットがすっきりする
農業女子としては、機能面だけでなく見た目もおおいに気になりますよね。
パンツの形状にもよりますが、圧倒的にブーツインの方がすっきり見えます。
パンツの色と長靴の色がうまくマッチしていると、繋がって見えてさらに細見え、長見え？
例外ケースあり！ブーツインしないほうがいい時って？
何にでも例外というのはあるものです。
パンツの裾を、長靴の外に出しておく方がいい時を経験からお伝えしますね。
１上から葉っぱや土が落ちてくる時
スタンドの上にプランターを乗せて、そこに作物を育てる場合があります。
また樹木の剪定などで、腰よりも高い位置の葉っぱを切る作業をすることも。
そんな時は、長靴とズボンの隙間に土や葉っぱが落ちて入り込んでしまいます。
作業によっては、ブーツインしていたパンツの裾を引っ張り出す方がいいのです。
２長靴が短い、細いとき
夏はロングブーツは蒸れるし暑い！
さらに、ピッタリフィットした長靴にパンツの裾を押し込んだら尚更暑い！
そして短めの長靴では、ちょっと動くとパンツの裾は出てきてしまいます。
３パンツがぶあつくて太いとき
中綿入りのあったかパンツだったり、ワイドデニムで裾まで太いタイプのパンツを履いたらブーツにインは難しい。
水も使わないし、と思ったらパンツの裾は外に出して。
または、防水が効いているトレッキングシューズを履くのがGOOD。
４もこもこソックス、レッグウォーマー着用時
寒さ対策で、足首周りを温めることはよくあります。
もっこもこのソックスやレッグウォーマーでばっちり防寒をするとパンツまで長靴には入れられません。
そんなときはパンツは外に。
または、防水機能のあるトレッキングシューズを履くことも多いです。
現役農業女子の長靴コーデの実例紹介
基本のブーツインの場合と、ズボンの裾を外に出したときのコーデの実例です。
ブーツインで、水やり作業
みずや泥はねを気にせず、作物の様子に集中して水やりをします。
水やりは奥が深くて「水やり１０年」って言われました。
しっかりした長靴にパンツの裾をしまって、今日も畑で水やりです。
ブーツアウトで、剪定作業
上から降ってくる細かい葉っぱもそのまま地面に落ちるのでへっちゃらです。
時には、葉っぱについている虫が一緒に落ちてくることだってあるので、長靴とパンツに隙間がない方が安全なんです。
葉っぱや草の実がつきにくい素材のパンツを長靴から出して、元気に剪定作業に出かけましょう！
まとめ 長靴コーデはブーツイン！見せたくなるお気に入りの長靴を
農作業での履き物は、長靴とトレッキングシューズがほとんどです。
長靴はブーツインして履くと、全体に占める面積も多くなって目立ちます。
一日の多くを占めるお仕事の時間には、気分が上がるコーデがいいですよね。
見せたくなるお気に入りの長靴を履いて、今日も楽しく農作業をしましょう！
