農作業には欠かせない長靴ですが、こう思うことありませんか?
- 履き心地がイマイチ
- デザインがイマイチ
- 丈夫さがイマイチ
長靴って、履き心地が良くて丈夫で可愛いの、ないの?
あります!
何足もの長靴を履き潰してきた現役農家が、オススメの長靴をご紹介します。
次に長靴何買おうかなあ?と思った時の参考にしてください!
現役農家オススメ長靴はこの6つ!
季節や使用シーンで変わりますが、この6つがオススメです。
- ハンター
- 日本野鳥の会
- エーグル
- ワークマン
- クロックス
- ソレル
ハンター
ハンターは、イギリスの老舗ブランド。
特にオリジナルトールレインブーツは、足が蒸れないのに防水性はしっかりしているので、私の農作業のメインアイテムです。
履き心地が良いのも推しポイント。
天然ゴムを使って、手作りされているからでしょう。
ハンターは、環境保護にも熱心なブランドで、ブーツのリサイクルもしています。
大好きなブランドですが、ひとつひとつが安いものではないので、よく吟味して買いたいもの。
実店舗が近くにある場合は、実際に行って選ぶのがオススメです。
実際に履いてみて、徹底レビューした様子はこちら↓をご覧くださいね。
日本野鳥の会
日本野鳥の会のオリジナル長靴は、筒の部分が柔らかく折り畳むことができます。
商品名は、バードウォッチング長靴です。
デザインもシックなのでお気に入り。
ただ人気商品なので、売り切れのこともよくあります。
HPでチェックして、再入荷を狙ってゲットしましょう!
エーグル
普段の雨降り用のレインブーツとしてはいていたのですが、履き心地の良くてとうとうお仕事用になったのがエーグルです。
フランスのブランドらしく、デザインがいい。
色もシックで、街ではいても違和感なしです。
天然ゴムで手作業で作っているため、お目当てのデザイン&自分のサイズはすぐに手に入らないことも。
価格もそれなりですので、色や形をじっくり決めてから買いたい一足です。
ワークマン
働く人の身につけるものの品揃えとコスパでは、ワークマンはピカイチ。
たくさん種類があるので、自分の欲しいものが見つかります。
そして、何と言っても価格設定がありがたい。
ほとんどが1000円台から2000円台、というのが驚きです。
サイズ展開がS、M、Lというように大雑把な刻みなので、実際に店舗で履いてみましょう。
通年で活躍するのが、ACT(アクト)ブーツ グリップモデル。
防寒を兼ねていて、街でもはけちゃう?と思えるのはウィンターLIGHTブーツです。
クロックス
簡単なサンダルで有名なクロックスですが、レインブーツもあります。
何よりいいのは、その素材です。
独自開発の合成樹脂でできているので、履き心地は良くて洗ってもすぐ乾きます。
夏の作業の時に、大活躍しますよ。
カラフルな色や、ジビックというピンバッジみたいなので遊ぶのも楽しそう。
ロングブーツはないので、膝下全て濡れないようにしたい時には不向きです。
ソレル
とにかく、あったかくて丈夫!
この長靴をはいて足が冷たいと思ったことはありません。
防水がしっかりしているので、雪の日にザクザク歩いても問題なし。
丈夫な分、重さがありますので作業によっては向いてない場合もあります。
でも、この1足があれば寒い日も安心できますよ!
現役農家が考えるシーン別の長靴履きこなし例
農作業は一年中、いろんな場面で長靴が活躍します。
季節や作業ごとに、適した長靴があれば快適にお仕事できますね。
- 春、秋の毎日の畑作業
- 夏の水やり作業
- 冬の戸外での長時間にわたる作業
- 途中で履き替えるために、持ち歩く時
春、秋の毎日の畑作業
すごしやすい季節、長靴はデザインの好みのものやちょっとお買い物にも出掛けてOKなものをはくことが多い。
エーグルやハンターは、街中ではいているおしゃれな人を見かけますよね。
思い切ってカラフルな色を選ぶのもアリです。
夏の水やり作業
夏は暑くて長靴を履くのは嫌なものですが、欠かせない作業の一つである水やりにはどうしても必要です。
ショートブーツにして、蒸れないようにしています。
また、ささっと洗ってすぐ乾く素材だと助かりますよね。
その点で、クロックスはあっという間に乾いて優秀です。
冬の戸外での長時間にわたる作業
蒸れやすい夏とは打って変わって、冬は足先がかじかむほど寒い!
それでも戸外での収穫、樹木の剪定などで長時間の作業はつきもの。
そんな時には、中がボア素材の厚い長靴だと楽ですよね。
ソレルのカリブーは、もう何年も酷使していますが現役バリバリ。
コスパ重視でワークマンの防寒ブーツケベックも、手に入れやすい商品です。
途中で履き替えるために、持ち歩く時
何と言っても、野鳥の会ブーツでしょう。
長靴はなくていいよね?って置いて行った時ほど、ぬかるみや水溜りがあって後悔することが多いもの。
その点、この長靴なら、クルクル丸めて専用のバッグに入れて軽トラにイン。
必要な時になったら、さっと取り出して履き替えられます。
臨機応変さが求められる農業には、ピッタリですね!
着こなし
基本的には、はいている作業ズボンが濡れたり汚れたりしないように長靴の中にイン。
そのためには、ふくらはぎの部分に多少の余裕のある長靴を選ぶようにします。
その着こなしでスッキリ見えるようにコーディネートを組み立てましょう。
快適な長靴ライフのための工夫
中敷・インナー
疲れない中敷、あったかい中敷、むれない中敷、ブーツ付属の替えインナー。
実は長靴にはたくさんのインナーや、インソールがあります。
中敷だけを洗うこともできるので、清潔を保てるのがいい。
専用のものでなくても、百均などで調達した中敷を自分でカットして使うことも多いです。
洗う時
長靴の形状から、中まで水を入れて洗ってしまうとなかなか乾かないものです。
そこで、長靴スタンドを作りました。
逆さまにして乾燥させています。
ブーツジャック
一家に一台用意したいのが、このブーツジャック。
あまり馴染みのあるものではありませんが、絶対買って損はなし!
要するに靴を脱ぐための引っ掛ける台なのですが、あると無いとでは大違い。
ぜひ、スポっと長靴を脱ぐために常備してください。
ゴム長靴のお手入れ
泥や水でいつも汚れてしまう長靴ですが、なるべくその日の終わりには綺麗にしてあげましょう。
ゴム製品専用のお手入れ用のスプレーがあります。
私が使っているのは、コロニルのラバーブーツスプレーです。
時々でいいので、使ってあげると長持ち度が全然違います。
ゴムが劣化しないように、保管は日陰で。
長靴まとめ
農家の大切な相棒である長靴は、適当に選んでしまってはもったいない。
それぞれの作業や、季節に合った長靴を一足ずつ揃えて大切に履きたいものです。
安心できる機能で、デザインがお気に入りの長靴なら農作業も捗りますよね。
さらに!
きれいにお手入れしてあれば、カフェだって行けちゃいますから。